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ユースケース
2021.08.2
フラットエアーノズルとF2の組み合わせ例

今回はコンプレッサーエアーをエアー源としたフラットエアーノズルとF2を組み合わせた開発中製品をご紹介します。

開発コンセプトとして以下の点を重視しています。
・コンプレッサーエアーを利用したエアータイプ
・シンプルな構成

【構成】

下記の画像1、2は試作品の実機画像です。前述のコンセプトの通り、イオナイザーF2と市販品のコンプレッサーエアー用のエアーノズルをボード上に組み合わせたシンプルな構成になっています。
エアーノズルにはイオンブレードの特徴である薄さと長さにマッチしたフラットタイプのものを選定いたしました。
また試作品は2機種を作成いたしました。それぞれのコンセプトとしては下記のとおりになります。

 

➀小型タイプ(画像1)
・30mm分離型を使用
・ボード上に放電ブレードとエアーノズルのみの最少構成
・ボード外にコントロールモジュールとブレードモジュールを配置

 

 

 

➁中型タイプ(画像2)
・120mm分離型を使用
・ボード上にコントロールモジュールとブレードモジュールを含めた完結型構成
・ボード外からはエアーとF2の電源の接続のみで利用可能

 

 

 

【除電性能】

今回は中型タイプの除電性能をチャージプレートモニターで測定しました。下記画像3は測定の様子になります。

測定は試作品を距離500mm離した位置から行いました。

 

 

測定結果は表1の通り、プラス帯電マイナス帯電のどちらも1秒程で除電でき、イオンバランスも-2[V]と良好な結果でした。

 

 

今回の測定結果を得るにあたっては、F2のパラメータ調整機能を用いました。
近日中に今回の測定系を実例としたパラメータ変更に関する記事を掲載予定です。

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