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ユースケース
2022.08.3
新製品 やさしい風のイオナイザー『ファンタイプM1』のご紹介

以前ユースケースにて紹介した開発中のイオナイザーがリリースされましたので、お知らせします。

(過去記事:ユースケース イオンブレードF2 270㎜一体型を搭載した現在開発中のイオナイザーをご紹介します

 

※本製品はデモ機としての貸し出しも実施しております。筐体が軽く取り付けが容易ですので、静電気対策でお困りの際にはぜひ一度デモ機を設置をしていただき、効果をご確認ください。

 

名称:ファンタイプM1(※仕様・寸法はページ最下部にございます)

 

本製品の特徴

① コンパクト

約300mmと吹き出し口が幅広く広範囲を除電可能で、高さは37mm(突起部除く)とコンパクト。奥行きも85mmと省スペースであり作業台に置いてもスペースを圧迫しません。またコンパクトな筐体を生かし、装置が完成した後に静電気が問題となった場合でも、40mm程度の隙間があれば組み込むことが可能です。

 

② 風速

M1は軽く小さな除電対象に対して特に効果を発揮します。
風速は2段階で調整でき、Highで0.6m/s、Lowで0.45m/s(※1)と緩やかな風でイオンを搬送するため、軽いワークでも吹き飛ばしにくくなっています。緩やかな風は作業者にも優しく、強い風で体が冷えるのでイオナイザを停止させるといった現場でのトラブルの回避に役立ちます。

※1 吹き出し口中心、前面より150mmで計測

 

③ メンテナンスフリー

本製品は1年以上ノーメンテナンス(※2)で使用できるION BLADE F2シリーズを組み込んでおります。
環境により異なりますが、数週間に1回程度放電針の清掃が必要となる針型のイオナイザに対し、M1の放電ブレードは1~2年間ノーメンテナンスでご使用いただけます。

フィルタに埃などが堆積し目詰まりを起こすと性能が低下します。ご使用環境に応じた頻度で清掃をお願いいたします。ブレードは1~2年での交換を推奨しておりますが、実機で除電性能の維持が確認できる場合はその限りではございません。

※2 FAQ詳細「イオンブレードの寿命はどれくらいですか?」をご参照ください。

 

④ 多様な設置方法

アルミ製の筐体で560gと軽く(図1)、8カ所にM3ネジ用の取付穴を設けているため、様々な取り付け方法が選択できます。

 

図1 600mlペットボトルとの比較

 

取付に必要なアタッチメントは、ページ最下部の外観寸法より設置箇所に応じてご用意いただくか、弊社営業担当へご相談いただき、お客様の仕様に合わせたアタッチメントを設計・製造いたします。
ここではΦ28mmのパイプで構成された作業台への取り付け方の一例をご紹介します。
※長期間の使用時には落下時の事故防止として別途ワイヤなどの取り付けを推奨します。

 

A. 結束バンド
筐体背面の取り付け穴(M3タップ)2か所に結束バンド用アタッチメント(オプション別売り)を取り付け、
結束バンドを通しメッシュに固定します。

B.磁石
筐体底面の取り付け穴(M3タップ)2か所に皿穴付き磁石を取り付け、金属板へ貼り付けます。

C.マジックテープ
マジックテープのはがれにくい表面の滑らかな板を筐体底面に取り付け、それぞれにマジックテープを貼り、固定します。

D.Φ28mmパイプ
取付金具(市販品)をφ28㎜のパイプに固定し、筐体背面のM3に取り付けます。縦置きも取付方法は同様です。

 

パイプフレームへの設置のほかに、カメラネジ取付ステーを介してクリップ(図2)・アーム(図3)・三脚(図4)など市販の雲台へ取りつけ、生産現場に応じた様々な固定方法を選択できます。

 

 

振動する装置への組み込みなど強固な固定が求められる箇所には、M6のねじを2本使用して固定するLアングル(図5)をご提供できます。

 

 

そのほかにもベルトコンベアへの設置などお客様の環境に応じた設置方法をご提案させていただきます。(図6)

 

※1 LIAC方式について詳細は、FAQ詳細「リニアインターバル方式(LIAC方式)とは?-Part1-をご参照ください。

※2 吹き出し口中心、全面より150㎜(風速最大時)、150×150㎜(20pF)チャージプレート、±1000V→±100V、測定値であり保証値ではありません。

※3 外形寸法は突起部を除く。

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