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ユースケース
2022.02.22
オゾン発生器のご紹介

オゾン発生器は強烈な酸化剤であるオゾンを用いてホテルや自動車の脱臭・除菌用途として使用されています。

近年、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)に対してオゾンの除菌力が有効であると、公立大学法人奈良県立医科大学 から発表され、オゾン発生器に対する需要が高まっております。

オゾンは臭気物質、菌に反応した後に酸素へ戻る性質があるため、塩素系の除菌と比べ残留物質を残さず綺麗な空間を作り出すことが出来ます。

ただし、オゾンによる除菌には「オゾンCT値」という言葉が重要になります。「オゾンCT値」とはオゾン濃度の積算の事を指します。
公立大学法人奈良県立医科大学の研究において「オゾンCT値」に対してどの程度であれば新型コロナウイルスを不活化できるかを検証していましたので、基本的には「オゾンCT値」を目安に考えると製品を購入する際の重要点になると思います。

 

【計算式】

オゾン理論濃度(ppm)※1 = オゾン発生量(mg/h) ÷ 室内容積(㎥) ÷ 2.14※2

理論濃度での運転時間(分) = CT値 ÷ オゾン理論濃度(ppm)

実際の運転時間目安(分) = 理論濃度での運転時間(分) × 2 ~ 3※3

 

※1 オゾン理論濃度(ppm)は、1時間運転後の室内における目安の値です。
※2 定数“2.14”は、オゾンの分子量(48)を標準状態における体積(22.4 L)で割った値です。
※3 オゾン発生から理論濃度に達するまで室内環境によって一定の時間を要するため、実際では理論値の2~3倍ほど長く運転する必要があります。

 

参考サイト:株式会社カルモア様 オゾンによる除菌で用いる、CT値とは何ですか?

 

一般家庭用オゾン発生器は、有人空間で使用が想定されているため非常に低いオゾン濃度になっております。
そのため、除菌に必要なオゾン濃度を満たせていない、または満たすために時間が必要であったり、逆に満たし過ぎてオゾン濃度による人体への影響が出る、ということもありえます。
確実に除菌させるためには無人空間で高濃度のオゾンを空間に充満させ、素早く除菌させることで効率と確実な効果を得ることが出来ます。

 

弊社では有人空間向けの時間を掛けてゆっくり除菌をする低濃度オゾン発生技術だけではなく、無人空間向けに高濃度のオゾンを発生させる技術を持ち、かつ自在にコントロールすることが可能です。お客様のご要望に合わせ特注製品の開発を行っております。

 

実際にオゾン発生器の開発例として「株式会社カルモア様」の「高濃度オゾン脱臭機G-zero」がございます。
この製品は『ホテルの客室の清掃用途向けに、素早く脱臭出来て持ち運び可能なもの』というご要望を頂きましたので、高濃度のオゾン発生器とコンパクトな筐体設計、持ち運びしても疲れない重量をコンセプトに開発いたしました。

 

〇高濃度オゾン脱臭機G-zeroの主な特長3つ

☆オゾン発生量が多い
⇒1500 [ mg/H ] の高濃度発生で気になる臭い、菌を速攻脱臭除菌できます。

☆風量が多い
⇒オゾンを部屋の隅々まで拡散することで部屋全体を脱臭除菌します。

☆軽くて持ち運びラクラク
⇒ホテルの客室清掃は女性が従事されることが多く、従来機器、他社機器に比べ非常に軽いため、使用が楽になったとのお声を頂いています。

 

 

お客様の市場ニーズに合わせて柔軟かつ的確な製品を開発いたします。
ご興味がございましたら、弊社までご連絡頂けます様、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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